村上は11月9日に行われたオーストラリアとの試合に先発出場し、3打数2安打(1本塁打)2打点の活躍を見せ、チームを8-1の完勝に導いた。
2-1でリードしていた5回、3番の山田哲人が出塁した状況で村上は2ランを放ち、試合の決定づけていた。
2000年生まれの村上はプロ5年目を迎え、141試合で打率0.318、155安打、56本塁打、134打点、OPS1.168の活躍を見せ、NPB史上最年少で三冠王を獲得。今年8月には世界初の5打席連続本塁打という新たな記録も打ち立て、1964年の王貞治(55本塁打)を越える日本人選手1シーズン最多本塁打新記録を樹立したことで韓国でも広く知られる存在となった。
シーズン後、5日の北海道日本ハムファイターズ戦を皮切りに、代表のユニフォームを着て3試合4本塁打を放っている。
村上はオーストラリア戦後、「二死で山田が出塁したため、何とか長打を打とうと努力した」とし、「今の時点で最も重要なのは来年開かれるWBCだ。その時までコンディションをうまく調整できるよう努力する」と感想を述べていた。
日本は来年3月に東京ドームで開かれるWBC予選第1ラウンドで、韓国、オーストラリア、中国、チェコと同じB組に属している。イ・ガンチョル監督率いる韓国代表には徹底した備えが必要だとされている。
(記事提供=OSEN)