『スポーツ報知』などの日本メディアによると、栗山監督は前日の21日にWBC必勝リリーフ陣の運用方法をプチ公開した。WBC参加意思を表明した“二刀流”大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)の起用法に言及しつつ、下絵を出したのだ。
栗山監督は明言こそ避けたが、頭のなかでは大谷の起用法を固めていることを伝えた。それとともに、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)が侍ジャパンに合流した場合、6回から佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)、山本由伸(オリックス・バファローズ)、大谷、ダルビッシュを並べる豪華継投策を打ち出した。
佐々木、山本、大谷、ダルビッシュの4人は日本を代表する先発投手陣だ。佐々木は164kmの速球を駆使して完全試合を達成し、山本は2年連続沢村賞受賞とNPBトップレベル。大谷は今季メジャーリーグで15勝を挙げ、ダルビッシュもメジャー通算95勝と100勝の大台を目前としている。
最強の投手たちを試合後半に配置するという逆転の発想だ。栗山監督の構想が事実であれば、野球韓国代表、特に打線にとってはとてつもない脅威になることは間違いない。
WBC1次ラウンドのプールBで同居する日本と韓国は、来年3月13日に東京ドームで激突する。この試合で、日本は前出した4人の豪華投手陣をリリーフとして送り出す可能性がある。
もちろん、侍ジャパンへの関心を高めるためのコメントであるともいえる。とはいえ、可能性が0%ではないだけに、韓国としては強く警戒しておくべき必要があるだろう。
(記事提供=OSEN)