日本メディア『スポニチアネックス』は1月16日「ダルビッシュがTBSテレビ番組に出演し、WBCに対する考えを明らかにした」というタイトルでダルビッシュのインタビューを紹介した。
2009年の優勝以来、2大会連続で決勝進出に失敗した日本は今大会、ダルビッシュをはじめ、大谷翔平(28、ロサンゼルス・エンゼルス)、鈴木誠也(28、シカゴ・カブス)、吉田正尚(29、ボストン・レッドソックス)、ラーズ・ヌートバー(25、セントルイス・カージナルス)らメジャーリーガーを多数選出し、14年ぶりの優勝を狙っている。
これらについてダルビッシュは「優勝するとか結果はもちろん重要だ。試合は楽しまなければならないが、結果的に優勝できればいい」と話した。
2009年のダルビッシュは当時、20代前半の若者だった。しかし、14年が経ち、36歳となった今は、チーム最古参に立場が変わっている。リーダーとしての役割が期待されているダルビッシュは、「選手たちもプレッシャーは感じている。敢えて話す必要はない。楽しくやろうという言葉は言いたい」と後輩たちに信頼を伝えた。
そして2012年以降、メジャーリーグで活躍し続けているダルビッシュが最も気にしている打者は、日本プロ野球最高のホームラン打者へと成長した村上宗隆(22、東京ヤクルトスワローズ)だという。村上は昨年、56本の本塁打を放ち、日本人最多本塁打新記録を塗り替え、三冠王に輝いた。
ダルビッシュは「村上のホームランはすべて探して見た。試合プランを練りながら、村上が右投手のどんなボールを打つのか、左投手のどんなコースを打つのかを見ている」と活躍を期待。続いて「最近の若い投手たちはどう思っているのか気になる。どんな話をして、どんな文化があるのか知りたい。昔は年功序列がすごかった。今は変わったのか興味深い」と付け加えた。
14年前の決勝で韓国に敗北をもたらしたダルビッシュは、今大会でも韓国戦への登板が有力視されている。普段、ダルビッシュと同じチームでプレーしているキム・ハソンが打ち崩すのか、はたまたダルビッシュが抑えるのか、注目すべき点が多い試合となりそうだ。
(記事提供=OSEN)