それも現在55歳と世界最高齢の現役選手と言うこともあってか、どのメディアも見出しから驚きや感嘆が感じられる記事が多かった。
「結局やり遂げた55歳ミウラ、ポルトガル2部オリヴェイレンセ入団公式発表」(サッカー専門メディア『BestEleven』)
「まもなく56歳になるサッカースター・ミウラ、ポルトガル2部チームと契約」(スポーツ紙『スポーツ東亜』)
「“現役最高齢”56歳ミウラ、ポルトガル2部リーグ移籍」(日刊紙『国民日報』)
なかでも、スポーツ&芸能メディア『スポータルコリア』は「日本に56歳の欧州組誕生“ミウラ、ポルトガル2部レンタル”」とし、オリヴェイレンセのユニホーム姿でピースをする三浦の写真を掲載。
「ミウラは1967年生まれで、今月26日には56歳になる。すでに現役引退はもちろん、監督としても決して若くない年齢だ。しかし、ミウラは依然として現役生活を続けている」と、50代後半に差し掛かった今も現役を続行する姿勢に驚きを示した。
ほかでは、日刊紙『文化日報』が三浦のプロデビューから現在までのキャリアを振り返るとともに、「徹底した自己管理で40歳、50歳を超えて選手生活を続けている。ミウラは60歳までユニホームを脱がない予定だ」と、その“鉄人ぶり”を伝えている。
また、SNS上を見ても、「この年齢で欧州移籍とは…例え2部リーグだとしても素晴らしい」「ミウラが何歳だ?1967年生まれだなんて本当にすごい」「日本サッカーのレジェンド・ミウラが未だに現役であることに驚くが、ポルトガル2部に移籍したこともすごい…いったい体の管理をどうしているんだ」と、56歳という年齢で欧州進出に成功した三浦にどの韓国サッカーファンも唖然とした様子だった。
そんな韓国で、三浦のように長く現役生活を続けた“生きるレジェンド”と言えば、最も多く挙げられるのは2020年限りで引退したイ・ドングッだろう。