侍ジャパンの“WBC日韓戦”先発予想に韓国メディア「大谷は恐怖、ダルには良い記憶」…なぜ?

2023年02月03日 スポーツ #プロ野球
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東京ドーム開催の1次ラウンド・プールBで中国、韓国、チェコ、オーストラリアと同居した侍ジャパンは、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)、山本由伸(オリックス・バファローズ)という先発ローテーションを組むと予想されている。

1次ラウンドは3月9~13日、準々決勝ラウンドは15~16日に行われる。プール1位なら16日にプールA2位と、プール2位なら15日とプールA1位と対戦することになる。日本は現時点でプール1位が有力な状況であり、準々決勝で再び大谷とダルビッシュを順に先発に発たせることもできる。

韓国と日本のいずれも、“日韓戦”はプール1位の行方を占う重要な試合と捉えている。韓国にとっての日本戦先発と同じぐらい、日本にとっての韓国戦先発も焦眉の関心事だ。

そのためか、日本国内でも見通しは食い違っている。とあるメディアはダルビッシュ有が韓国戦で先発登板すると予想すれば、また別のメディアは大谷を韓国戦先発予想に挙げた。

そして韓国でも、大谷とダルビッシュとで、相手にする温度差が違う状況となっている。

大谷は8年前に行われた2015年WBSCプレミア12で、韓国相手に2試合登板し、13イニング21奪三振無失点という力投で韓国打線を圧倒した。それから8年が経ち、今ではメジャーリーグを牛耳る怪物投手となっただけに、韓国としては大谷の先発登板を恐れるしかない。

2009年WBCでのダルビッシュ有

その一方で、ダルビッシュに対しては良い記憶がある。

もちろん、ダルビッシュもはるか前の2009年WBCで対戦したが、韓国打線はダルビッシュをそれほど苦に感じていなかった。

当時、1次ラウンド1位決定戦の日韓戦でダルビッシュは中継ぎで登板するも、1イニング1被安打1四球3奪三振を記録した。2次ラウンドの第2戦でも、ダルビッシュは韓国相手に5イニング4被安打1四球7奪三振3失点(2自責点)を記録した。

そして決勝戦で、韓国は2-3とリードを許した9回にダルビッシュを攻略し、3-3の同点に追いついた。ダルビッシュにブロンセーブをもたらしたのだ。

しかし延長10回、韓国は失点し、ダルビッシュもブロンセーブを克服して優勝確定投手となった。

史上最強の戦力と評される今回の侍ジャパン。はたして韓国戦に先発登板する投手は誰になるのか、日本現地でも見通しが食い違う状況に関心が集まっている。

(記事提供=OSEN)

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