筒香は渡米4年目となる今年、初めて招待選手の資格でメジャー再挑戦に乗り出す。彼は「(招待選手という)自分の立場はよくわかっている」と覚悟を明らかにした。
筒香はピッツバーグ・パイレーツ所属で過ごした2022シーズン、腰痛の影響で打率0.171、2本塁打、19打点と不振な成績に終わった。8月にDFAとなり、トロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだが、シーズン終了後にFAとなった。
その後、複数の日本プロ野球球団からオファーを受けたが、それらを固辞してレンジャーズとマイナー契約を結んだ。
筒香は「アメリカでプレーしたい気持ちで(残留を)決断した。幼い頃からの夢を早々に終わらせることはできなかった」と強い意志を示した。
筒香は2月21日に始まる野手組の春季キャンプに合流する。「腰の痛みはまったくない。自信を持ってスイングできる。やっと一つにまとまってきた」と自信を示した。
かつて横浜DeNAベイスターズを代表する“大砲”として名を馳せた筒香は、NPB本塁打王という経歴を引っ提げ、2019シーズン終了後にタンパベイ・レイズと2年1200万ドルで契約した。しかし、3年通算打率0.197、18本塁打、75打点にとどまり、3度の放出に苦しんだ。
守備と走塁に課題があるうえ、打撃まで不振に陥ったことで「最悪の野手」という汚名もついた。それでも夢を諦めず、メジャー再挑戦を選んだ筒香の今後を韓国も見守っている。
(記事提供=OSEN)