「本当に久しぶりに打者を立ててピッチングをした」というク・チャンモは、「全体的に悪くなかった。まだ直球の制球や変化球は自分自身残念と思う部分がある。もう少し試合をすれば良くなると思う」とライブBPの感想を伝えた。
打席でク・チャンモを相手にしたパク・ゴヌは、初打席で「おお~オオタニがこれを打つのか?」などと声を出し、ク・チャンモを元気づけた。それでも、その後の打席ではク・チャンモが投じた球を大きく打ち返したりもした。
来月行われるWBCに出場するク・チャンモは、仮に東京ドーム開催の1次ラウンド第2戦の日本戦で登板することになれば、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)との対決が実現する可能性が高い。
「打者たちがしっかり準備したようだ。自分も後悔なく投げられた」と笑ったク・チャンモは、「90%程度の力で投げた。球速は悪くないようだ。シーズンに入ればもっと上がるだろう。例年と大差ないように準備できている」と話した。
続けて、パク・ゴヌと交わした会話の内容については、「変化球のようなものは打者がより良く感じられるので、そのような部分を話した。そんなに特別なことは言っていない」と話した。
ク・チャンモは昨年12月、NCと6+1年の最大132億ウォン(日本円=約13億2000万円)に達する超大型延長契約を結んだ。
契約延長後初となる2023シーズンは、ク・チャンモにとって重要な1年となる見通しだ。昨季に6年100億ウォン(約10億円)契約でNCに入団したパク・ゴヌも、移籍2年目のシーズンを過ごす。パク・ゴヌもWBC韓国代表に選ばれており、ともに国際舞台に臨む。
「今日も公認球で投げた。ある程度適応はできていると思う」と伝えたク・チャンモは、「チームではピッチングの日程が終了した。これからは代表で投げることになる。NCとの練習試合もあるからそれほど変わらない。チームから離れれば、そのときからチームのことを思い出しそうだ」と続けた。
WBC韓国代表内でも屈指の球威を誇るク・チャンモは、WBC序盤のオーストラリア戦、日本戦など重要な試合での登板が有力視されている。
順調にペースを上げているク・チャンモが自身初のWBCでどんな姿を見せるのか、ファンも大きく期待を寄せている。
(記事提供=OSEN)