2012年7月にデビューしたAOAの一員として、10年以上も韓国芸能界で活動してきたクォン・ミナは、練習生時代からリーダーのジミンにいじめられていたという。
去る2020年7月3日、クォン・ミナはインスタグラムを通じてデビュー前後の10年間、リーダーのジミンから暴行や嫌がらせを受けたと暴露して世間から大きな注目を集めた。クォン・ミナは当時、極度の精神的苦痛を訴え、何度も“極端な選択”までしたと明かしたほどだ。
それだけでなく、SNSで“手首の傷”も公開するなど数回にわたって暴露したことで、グループ内でのいじめ問題が韓国で社会的なイシューにまで発展。最終的にいじめの主犯とされるジミンはAOAから脱退、芸能活動の中止を宣言し、問題の収拾を図った。
当時、2人が所属していたFNCエンターテインメントは「ジミンに関することで多くの方々に心配をおかけして申し訳ない。ジミンは以降、AOAを脱退し、一切の芸能活動を中断することに決めた」と明らかにした。中断宣言時にはFNCとの契約が残っていたものの活動はゼロとなり、2022年1月に専属契約の終了を伝えた。
一方のクォン・ミナはジミンよりも先にFNCを去ったあと、演技に関心を持ったとして芸能事務所のウリ・アクターズに所属して女優活動をしていた。
しかし前述の“いじめ問題”が大きくなったことで、2020年9月26日にウリ・アクターズを離れ、現在まで無所属が続いている。
端的に言うと、現在は元アイドルという肩書を持つ一般女性というわけだ。そんな状況で、なんとか稼ごうと動いたなかでの前出の詐欺被害だったと思われる。
（文＝サーチコリアニュース編集部K）
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