ある事件が日本のアイドル界を騒がせている。1月25日、6人組アイドル「雪のフェアリー」がツイッターを通じてメンバー6人中5人の脱退を発表したのだ。
【写真】“呪い”で解散した悲運のK-POPガールズグループたち
雪のフェアリーは“冬”がコンセプトのアイドルグループで、昨年11月にメンバー募集を開始し、翌12月21日にデビューライブを行ったばかりだった。
しかし今回、約1カ月でほぼ全員が脱退する事態に。脱退理由は明かされておらず、現在は新メンバーの募集を呼び掛けている状態だ。
6人中5人が脱退したことで世間を驚かせた雪のフェアリーだが、お隣の韓国にはそれを上回る“超爆速解散”したアイドルグループがいた。
その名は「SOLIA」。K-POP史上最短の“デビューから5日で解散”という記録を持つガールズグループだ。
SOLIAはソリ、ソンア、ソヨン、ハヨン、ウンビで構成された5人組で、2021年6月16日にインスタグラムアカウントを開設し、8月17日にデビュー曲『Dream』を発表した。
しかし5日後の8月22日、公式SNSを通じて「突然、良くない話で驚かせて申し訳ない」切り出し、「会社の事情で私たちのグループSOLIAをこれ以上、導くことができなくなり、会社と長い話し合いの末、終えることにした」と突如発表。後日、「SOLIAが解散したのは、チームと会社間の協議の末、メンバー各自が考えている進路があり、悩んだ末に解散することになった」と訂正していた。
そんなSOLIAだが、韓国芸能界に爪痕を残すことには成功している。それはデビュー曲にして最後の曲となった『DREAM』だ。
K-POPアイドルはデビュー前に練習生として血の滲むようなレッスンに励み、ハイクオリティなパフォーマンスを見せるというイメージがあるが、SOLIAにいたってはそのレベルに達しているとはお世辞にも言い難かった。
しかし、あまりにも早い解散、K-POPアイドルらしからぬ低クオリティが逆に話題となり、『DREAM』のミュージックビデオは2023年1月26日時点で約189万回も再生されているのだから皮肉としか言いようがない。
本来、小規模事務所からデビューしたグループは、知名度の低さ、プロモーション不足などによってユーチューブでの再生回数が10万を超えることも難しいと言われている。この基準と比較すると、189万回という数字は大成功と言っても過言ではないだろう。
あまりにも早い解散で悪い注目の集め方をしたSOLIA。反面、デビューを目指す練習生が星の数ほど存在するK-POPアイドル戦国時代において、正式にデビューし、作品を一つでも残せたのだから、ある種の成功ではないかという見方もある。
解散後、メンバーは動画クリエイターや歌手、起業家として新たな人生を歩んでいる。5日で解散という憂き目にあってしまったが、全員がまだ20代なだけに、この先の人生に幸あらんことを祈るばかりだ。
(文=サーチコリアニュース編集部K)
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