前田健太に「5四死球&満塁2回も余裕満々」と韓国メディア…投球内容に注目するワケ

2023年03月09日 スポーツ #プロ野球
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前田は同日、米フロリダ州フォートマイヤーズのハモンド・スタジアムで行われたボルチモア・オリオールズとのオープン戦で先発登板し、2回2/3を投げて3被安打、5四死球、1奪三振の1失点を記録した。

総投球数57球のうち、ストライクはわずか27個に過ぎなかった。

1回に一死一、二塁のピンチを克服した前田は、2回一死満塁の状況でボークで1点を献上した。そして3回、二死から二塁打、死球、四球で満塁の危機に追い込まれると、ロック・セントジョンにマウンドを譲り降板した。

オープン戦初登板となった去る2月26日のタンパベイ・レイズ戦では、1回を投げて1被安打、1奪三振の無失点と好調な滑り出しを見せた前田。今月3日のレイズ戦でも2回を投げ、2被安打、2奪三振、1四球の無失点で切り抜けた。

前田健太(写真提供=アフロ)

日本メディア『サンケイスポーツ』によると、前田は試合後、「よくはなかったと思う。いろんなものにチャレンジしたが、うまくはいかなかった。次の登板まで修正を加えて練習したい」と述べた。四球が多かった点については「(ピッチクロックは)関係ない。自分がチャレンジしたかったことがうまくいかなかっただけだ。ピッチクロックは気にしていない」と明かした。

現在のコンディションは良い方だという。前田は「肘はまったく問題ない。手術する前は痛みを我慢して投げていたが、今はストリスがない。投球数やイニングも徐々に増やしていくつもりだ」と説明した。

過去に自身と同じトミー・ジョン手術を受けたダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)や大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)は、手術後は自分の肘じゃないようだという反応を示したことがある。

ただ、これについて前田は「自分は手術する前の方が自分の肘ではない感じがあった。痛くないだけで幸せという感じだ」と満足感を示していた。

(記事提供=OSEN)

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