中国代表は最近、成績不振によって李鉄、李霄鵬が相次いで更迭され、混乱に陥っている。その後、セルビア国籍のアレクサンダル・ヤンコビッチが就任し、ニュージーランドと親善試合を行った。
相次いで韓国の交代が行われた中国は、アジアの枠が増えた2026年北中米W杯本選進出を狙っている。しかし、ニュージーランドを相手に拙戦を繰り広げたことで、自国メディアから「やはりサッカーはだめだ」と言われている状況だ。
加えて中国サッカー界には“腐敗スキャンダル”まで起こっている。前任の代表監督をはじめ、中国サッカー協会幹部や中国スーパーリーグの関係者らが、深刻な腐敗と不正にかかわっていたという。中国公安が調査に乗り出すほどの大事件に、中国国民はサッカー代表に大きな憤りを感じているようだ。
ただでさえ良くない状況に腐敗スキャンダルまで起こったことで、代表チームも中国国民の顔色をうかがい始めた。
サッカーメディア『サッカー・チャイナ』は28日、「中国サッカーの腐敗による影響が激しい。ニュージーランドを離れた中国代表チームは、午前6時に上海空港に到着するやいなや静かに解散した。どれほど多くのサッカー界の関係者が不正に関与したかは分からない」と報じたほどだ。
(記事提供=OSEN)
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