前田は同日、自身のインスタグラムで「試合で打球が足に当たったが、次回登板は通常の日程で投げられそうだ」とし、負傷後の近況を伝えた。
去る21日、敵地フェンウェイ・パークのボストン・レッドソックス戦で先発登板した前田は、打球が足首に直撃するという予期せぬアクシデントに見舞われた。
当時、前田は2回二死、二塁の状況で、相手打者ジャレン・デュランに打ち返された打球が弾丸のようなスピードで左足首に直撃した。
一度はマウンドに手をついた前田だが、素早く立ち上がってボールを補給し、一塁に送球して投ゴロに仕留めた。だが、直後に打球が当たったした足首を掴み、悶絶するかのようにグラウンドに倒れ込んだ。
トレーナーやチームメイトがすぐに駆け付け、心配そうに様子を見守るなか、前田はしばらくして立ち上がり、足を引きずりながらベンチへと戻った。同日の記録は2回1被安打、1四球の1失点。試合は5-11で敗れ、前田は敗戦投手となった。
もっとも、試合後のX線検査では骨に異常がないという結果を受けたという。不幸中の幸いだったとはいえ、あまりに強い打球が当たっただけに、次の登板を楽観視できない状況だった。
ただ、前田は3日間の休息で足首の状態を好転させた。前田は「180kmの打球が当たったが、身体が強いみたいだ。心配してくださった皆さんに感謝したい。次の登板も頑張りたい」と回復を伝えていた。
足首に打球直撃の負傷も無事にローテーションを迎えた前田は本日(27日)、本拠地ターゲット・フィールドで行われたニューヨーク・ヤンキース戦で先発登板した。
(記事提供=OSEN)