「60年ぶりの大記録だ!」阪神タイガース投手の“偉業達成”に韓国メディアも驚いたワケ

2023年05月13日 スポーツ #プロ野球
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村上は9日、甲子園球場で行われた東京ヤクルトスワローズ戦に先発登板した。同日の登板以前まで、村上は4試合25回を投げて無失点の好投を続けてきた。初登板となった4月1日の横浜DeNAベイスターズ戦はリリーフとしてマウンドに上がり、1回無失点を記録した。

同月12日の読売ジャイアンツ戦では7回パーフェクトを記録したが、84球を投げて交代された。22日の中日ドラゴンズ戦では2被安打、10奪三振、無四死球の完封でプロ初勝利を記録した。

そして、29日のヤクルト戦では8回2被安打、7奪三振の無失点をマークし、シーズン2勝目を記録していた。

10日ぶりのヤクルトとの再戦となった村上は初回を三者凡退で切り抜けると、2回に連続安打から無死一、二塁のピンチに追い込まれたが、空振り三振とファウルフライ2つで危機を脱した。3~4回もそれぞれ3人でイニングを終え、5回も無失点に抑えた。

これで開幕後31回連続無失点。これは1963年の中井悦雄以来、60年ぶりとなる連続無失点タイ記録だ。

新記録を狙った村上だが、先頭打者のサンタナにソロ本塁打を浴びて失点。2ボール2ストライクで直球が真ん中に入り、左中間フェンスを越える本塁打を打たれてしまった。

村上は7回を終えて降板。103球を投げて5被安打、8奪三振、1失点で試合を終えた。31回連続無失点のタイ記録を打ち立てたが、阪神は1点も取れずに0-1で敗北。村上は敗戦投手となった。これにより、村上のシーズン成績は5試合2勝1敗の防御率0.28とした。

甲子園球場(写真は2014年)

2020年のドラフトで5位指名を受け阪神に入団した村上は、デビュー初年度の2021年は2試合に登板して1敗、防御率16.88と振るわなかった。2年目の昨季は1軍で1試合も投げられなかったが、ウエスタン・リーグで最優秀防御率、最高勝率を記録していた。

(記事提供=OSEN)

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