韓国選手も負傷したウズベクの“暴力サッカー”、ドイツメディアも注目「非常に荒いサッカーだった」

2023年10月06日 スポーツ #サッカー
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「韓国の選手たちは、ウズベキスタンに比べて競技力の面で優位に立っていた」

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ドイツメディア『キッカー』は10月5日(日本時間)、杭州アジア大会で大活躍中のチョン・ウヨン(シュトゥットガルト)にスポットを当て、韓国とウズベキスタンの準決勝を取り上げた。

ファン・ソンホン監督率いるU-24韓国代表は、4日に行われた杭州アジア大会・男子サッカーの準決勝でウズベキスタンと対戦し、2-1で勝利した。

今大会で最も強力な相手の一つとされていたウズベキスタンを制した韓国は、いよいよ決勝を迎える。決勝の相手は“宿敵”日本だ。

韓国サッカー協会(KFA)の関係者は5日、「オム・ウォンサン選手は軽い左足首捻挫だ。決勝戦に出場できるかどうかは経過を見守り、判断することにしている」と伝えた。

ウズベキスタンとの試合は予想よりもはるかに激しかった。今大会の強力な優勝候補の一つに挙げられるウズベキスタンは、速いスピードと粘り強いフィジカルコンタクトを駆使した。フィジカル面では「脱アジア」級だ。

コンタクトだけが良いのではなかった。度胸もよかった。ほかの舞台であればイエローカード、ひどければレッドカードもあり得た無謀なタックルを試合を通して試み続けた。韓国の選手たちは顔を肘で殴られ、足首を怪我して倒れるなど悲鳴が相次いだ。

オム・ウォンサン
ウズベキスタン選手の危険なタックルで負傷交代したオム・ウォンサン

この試合について、『キッカー』は「シュトゥットガルト所属のチョン・ウヨンは今大会で良い活躍を見せており、すでに7ゴールを記録している。ウズベキスタンとの試合で勝利するのに決定的な役割を果たした。チョン・ウヨンはほぼ一人でチームを決勝に導いた」と伝えた。

そして、「韓国の選手たちは、ウズベキスタンに比べて競技力の面で優位に立っていた。 しかし、ウズベキスタンの選手たちが見せてくれた“非常に荒いスタイル”によって簡単ではない試合をしなければならなかった。アブドゥラフ・ブリエフは後半29分、警告累積で退場させられた」と強調した。

『キッカー』はウズベキスタン戦の後半27分、ペク・スンホのパスを受けて抜け出したチョ・ヨンウクに無謀なタックルを加え退場させられたブリエフにスポットを当てたのだ。

一方、同メディアは「韓国が日本との試合で勝利し、金メダルを獲得すれば、チョン・ウヨンが兵役の恩恵を受ける。これはシュトゥットガルトにも利益になる」として、チョン・ウヨンと兵役の恩恵を説明したりもしていた。

(記事提供=OSEN)

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