米メジャーリーグで過熱する大谷翔平の去就に、韓国メディアも注目が離せない様子だ。
『OSEN』は11月8日、「315ホームラン強打者放棄→大谷獲得?“ドジャース幹部が執着している”」と題し、大谷に言及した。
『MLB.com』は同日、「多くの人がドジャースを“二刀流スター大谷翔平が最も好むチーム”と見ている。『ESPN』のバスター・オルニーもその一人だ」と伝えた。
アメリカのスポーツメディア『ESPN』のオルニー記者は、ロサンゼルス・ドジャースの社長が大谷に執着しているという話を伝えた。『MLB.com』は「オルニーはドジャース球団関係者からアンドリュー・フリードマン編成本部長が大谷に“執着”している。最善を尽くすという話を聞いた」と報じている。
大谷はロサンゼルス・エンゼルスからクオリファイイング・オファー(QO)を受けたという。QOは年間2032万5000ドルとされており、大谷は今月15日までに決めなければならない。
大谷は今回のFA市場最大の注目株として多くの関心を集めている。大谷の年俸は最高6億ドルまで上がるという予測も出ている。『CBSスポーツ』は「大谷は記録的となる莫大な年俸を受け取ることが確実だ」と強調した。
少なくとも、昨年に9年3億6000万ドルで再契約したアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)以上の契約を結ぶことができるという見方が絶えず出ている。そのため、大谷がQOを受け入れる可能性は低いと見られている。
大谷は2023年シーズン、レギュラーシーズンに投手として23試合(132回)に登板し、10勝5敗、防御率3.14を記録した。打者としては135試合で打率0.304(497打数151安打)、44本塁打、95打点、OPS(出塁率+長打率)1.066の成績を残した。
今季は肘の負傷でシーズンを完走できず、評価がやや下がった点もあるが、それでもFA市場で最も注目を集めている選手だ。大谷は来シーズンは打者に専念し、2025年から投打兼業を再開する予定だ。
大谷のドジャース加入の可能性は絶えず出て来ている。彼の年俸を受け入れられる資金力を誇る球団が候補に挙がっているが、ドジャースがその一つだ。
ドジャースは通算315本塁打の強打者J.D.マルティネスを諦め、大谷に投資するものとみられる。 『MLBネットワーク』のジョン・ヘイマン記者によると、ドジャースがマルティネスにQOをしないことを決めた。FAで大谷を獲得するためだという見方だ。
昨シーズン終了後に1年1000万ドルでドジャースに加入したマルティネスは、今季113試合で打率0.271、33本塁打、103打点を記録した。ドジャース打線の中心として活躍したものの、大谷に押し流される雰囲気だ。
ただし、ヘイマン記者は「ドジャースが大谷を獲得することができなければ、マルティネスを再び連れてくることに関心を持つだろう」と、別の可能性も示していた。
(記事提供=OSEN)
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