岸田文雄首相の“訪韓プラン”に韓国でも疑問の声があがっている。
2月14日、岸田首相が来る3月20日に「シャトル外交」の一環として韓国を訪問し、尹錫悦(ユン・ソニョル)大統領との会談を検討していると報じられた。しかし、この訪韓には多くの疑問の声が上がっている
というのも、発表された訪韓日は韓国で行われるMLB開幕戦が行われる日でもある。対戦カードはダルビッシュ有、松井裕樹所属のサンディエゴ・パドレスと、大谷翔平、山本由伸所属のロサンゼルス・ドジャース。野球ファン垂涎の好カードである。
しかも、『NHK』が14日夜に報じた内容によると、両首脳が試合を観戦する案も出ているという。
今回のドジャース対パドレスの開幕戦チケットは1月26日より販売されているのだが、韓国のストリーミングサービス『Coupang Play』会員しか予約購入することができない。その上、購入には「韓国の電話番号」と日本のマイナンバーにあたる「住民登録番号」が必須であるため、事実上、日本からの購入は不可能なのだ。
これには、当然の如く批判が噴出。「日本人を怒らせる天才」「大谷を政治利用するな!」「完全に国民を敵に回している」「開いた口が塞がらない…」など、SNSなどで多くの批判が上がっている。
日本国民の大多数が呆れるなか、試合が行われる韓国でも疑問の声は多い。ネット上では、「大谷見たいがために来るのでは…?」「大谷を選挙に利用する気か?」「大谷を見るついでに尹錫悦に会うんだろ」「支持率低い者同士で会って何をするんだか…」など、日本と同様に疑問視する反応が複数見受けられる。
ただ、試合観戦は現時点では検討段階だ。今度こそ、岸田首相が“国民の声を聞く”のか注目したい。
(文=サーチコリアニュース編集部K)
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