どんな職種でも人手が足りなくなる場面は多くある。そうした場合、大きな助けとなるのがアルバイトの存在だ。
厚生労働省の毎月勤労統計調査(令和3年8月文結果)によると、パートタイム労働者の平均月収は95912円であり、平均総労働時間は77時間とわかった。
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日本の場合、平均賃金の上昇により、アルバイトの待遇は昔よりも向上しているが、お隣・韓国はどうだろう。
10月14日、韓国のアルバイト求人サイトであるアルバモンが、20代のアルバイト労働者1667人を対象にアンケートした結果、彼らの月収は平均71万6000ウォン(約7万1600円)ということがわかった。
勤務形態は、1日平均5.8時間程度働いていて、時給は最低賃金の8720ウォン(約872円)より607ウォン(約60円)高い9327ウォン(約932円)が相場のようだ。
さらに、「現在の給与について満足しているか」という問いには「満足している」という回答が60.3%、「非常に満足している」という回答が11.8%となり、比較的に給与面では納得している人が多いことわかった。ちなみに、「不満である」との回答は25.2%、「非常に不満」は2.6%だった。
また、アルバイト先としては、店頭管理および販売(33%)、給仕、キッチン補助(20.6%)、カフェやバリスタ(18.2%)、塾講師と家庭教師(7.3%)、事務補助や文書作成(7.1%)が上位となった。
昨今の不景気の影響から、韓国で就職するためには成績が優秀なのは当然として、何かしらの資格を取得していなければならない。その過程で多額の費用がかかり、韓国学生の多くは勉学とアルバイトに精力を注がなくてはならない。一方、コロナ禍での自粛の影響で、アルバイトを探すのも困難という現実もある。重度の就職氷河期といえる韓国において、アルバイトは小遣い稼ぎではなく、避けては通れない手段でもある。
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