新規感染者が爆増する韓国で、“新郎なし”の結婚式に同情の声が…年々低下する韓国の婚姻件数

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新たな人生と門出ともいえる結婚式。最近では新型コロナの感染防止対策として、密を避けるため、LIVE配信や親族のみの開催など、新しいスタイルの式も登場した。

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そんななか、お隣・韓国では結婚式である珍事件が発生した。なんと新郎がコロナに感染して、新婦が単独で結婚式に登場する事態となったのだ。おめでたい日だけに、なんとも残念な話だ。

当日、新郎はスクリーンを通じたオンライン上で出席し、結婚式は滞りなく進行した。ある意味、記憶に残る式にはなったのかもしれない。この様子は韓国のオンライン上で「コロナ禍での結婚式の近況」としてアップされたことで判明した。

驚きの状況に韓国ネット民の間でも「新郎なしの結婚式とは…新婦がかわいそう」「無理に結婚式を挙げなくていいのに…」「私だったら延期してるけどな」など、同情の声が多く上がった。

ちなみに、韓国ではコロナ禍で婚姻件数は2021年に20万件以下に落ち、過去最低記録となった。婚姻件数が減ることによって、出産率の低下も引き続き続く見通しだ。2021年までの婚姻件数を見ると、2011年の32万9100件から一度も増加することなく、着実に下落傾向を示している。

出生率の低下に悩む韓国。根本的な解決策として、結婚する人の低下を対策していかなければならないだろう。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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