被害現場1位は「家」…韓国で物議を醸すストーカー問題の実情が明らかに

2022年12月18日 社会
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自分が一方的に関心を抱いた相手にしつこくつきまとうことを「ストーカー」という。その事件性は全世界で絶対に無視できない問題だ。

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そういったストーカー行為に対するアンケート調査を、お隣・韓国の首都ソウル市が主導で行ったことをご存じだろうか。

「悲惨な事例は多い」韓国のストーカー問題

ソウル市が全国で初めて実施した「ストーカー被害経験調査」の結果が、12月15日に公表されたのだ。

そして、同調査の結果、「オフラインでのストーカー被害経験」が21.1%(425人)、「オンラインでのストーカー被害経験」が23.2%(468人)を記録したことがわかった。

写真はイメージ

ストーカー被害を経験した場所では「家」(27.3%)が最も多かった。次いで「職場」が27.1%、「学校」が15.1%だった。

また、精神的被害を受けた例としては「断っても継続してついてこられたり、連絡されたりした」(16.8%)、「家や職場近くで待たれたり、見られたりしたことがある」(11.8%)などが挙げられた。

ストーカー被害によるダメージは深刻で、「その後も被害経験を思い出してしまう」(15.9%)、「不安または憂鬱」(13.8%)など、悲痛な叫びが相次いでいた。

こうした結果に、韓国ネット民の間では「もっと悲惨な事例は多いと思う」「男女どちらも、恋愛をして別れるときは安全に別れる必要がある。報復やストーカーが怖すぎる」などの声が挙がった。

ストーカー問題は韓国に限った話ではない。もし被害が発生した場合を考慮し、一人で悩まず周囲との連携が取れる工夫をする必要があるだろう。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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