お隣・韓国で住宅トラブルが後を絶たない。
今年8月には「23cmの靴も入らない下駄箱」「クロスやドアの隙間に生えたカビ」「漏水しているバスルーム」「割れた窓」など、とても新築とは言えない建物が話題になったこともあったが、それすら“氷山の一角”と感じられるような出来事がここ最近も起きた。
10月7日、ソウルの新築アパートに入居したA氏がトイレに入ると、便器に虫が湧いているのを発見した。それもどんなに消毒や掃除をしても、少し時間を置くとすぐに虫が湧く状態だったという。
これをおかしく感じたA氏が恐る恐る天井を空けてみると、そこにはなんと食べかけのサンドイッチが腐った状態で放置されていた。
虫の発生源となったサンドイッチは、どうやら建設中に作業員が食べて処理し忘れたものだったようだ。
しかし、問題はこれだけではない。より悲惨だった出来事は、怒りに震えたA氏が管理会社にクレームを入れた際、職員が半笑いで適当な対応をしたということだ。
結局、問題が大きくなったことからアパートを建設した建設会社から謝罪がなされたようだが、原因については不明だと説明。それどころか、建設現場に外国人労働者が増えた点が原因である可能性があると示唆した。
「いくら教育しようとも統制がうまくいかないことがある」というのが会社側の釈明だ。
これには韓国ネット民の間でも、「人件費を減らすために外国人労働者を使っていながら、問題の責任を転嫁するのは卑怯だ」「これは無条件に建設会社のせいだろう」「企業名を公表しろ」など、厳しい声が相次いでいた。
新築だからといって油断していると、思わぬトラブルに見舞われる可能性もある。引っ越しや戸建てを建てる際には十分気をつけておきたいところだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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