相次ぐ物価の高騰を受けてお隣・韓国では、あらゆる物が値上がりして、消費者の不満を招いている。
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韓国統計庁によると、1月の消費者物価上昇率は半年ぶりに2%台で鈍化傾向を見せているが、依然として個人サービス品目の高騰が止まらない。
そんななか、3月1日に統計庁国家統計ポータル(KOSIS)が発表した情報によると、去る1月の外食を除いた個人サービス物価は前年同月比3.0%上昇したことが分かった。
さらに、一部サービスの上昇率はより高く、中でもカラオケ利用料は前年同月比8.4%上がり、14年2カ月ぶりに最大幅の上昇を見せた。
また、家電製品の修理費(10.1%)、引越し運送料(6.8%)、チムジルバン(韓国版スーパー銭湯)の利用料(10.8%)、などが高い上昇幅を見せている。
個人サービス品目が値上がりする理由としては、全体の物価上昇に始まり、スタッフ人件費の高騰、賃貸料のアップなどが大きな影響を与えているという。
こうした状況に、韓国ネット民の間では、「趣味にお金を使えなくなった」「頑張って稼いでも、物価上昇に追いつかない」「もう終わりだよこの国は」など、怨嗟の声が多く上がった。
ちょっとした気晴らしも気軽に行えないほどの物価高騰。迅速な対応が必要だ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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