韓国の「マート」と呼ばれる大型スーパーには、日用品から食料品まで、あらゆる生活必需品が揃っている。
便利な商業施設だが、これまで厳格なルールが存在した。それは、周辺の商店や伝統的な市場の客を過度に奪わないために、夜間営業の自粛、そして毎月2日と土日祝日を休業日に設定するというものだ。
2012年に流通産業発展法によって制定されたこのルールだが、12年ぶりに変更となり、大型マートの義務休業日が土日祝日から平日に変更することが可能となった。
すでに実施しているマートともあるのだが、その反応はどうなのだろうか。
5月9日、「大韓商工会議所」は休業日の平日変更に伴い、大型スーパーマーケットと企業向けスーパーマーケットの利用状況を調査した結果を公表した。その結果、10人中8人(81%)が日曜日に買い物できることに満足していると答えたことがわかった。
その理由としては、「週末に大型マートにいけるのはありがたい」「日曜に自由に買い物できる」などの意見が多くあがっている。
こうした結果に韓国内では「マートがあれば従来の市場に行く必要がない。休業日があったとしてもね」「マートの方が商品が安心できる」「もう強制休業日もなくていいのでは?」などの意見が噴出している状況だ。
確かに、韓国の大型マートは多くのものが揃っており、お土産なども揃えることができる。しかし、伝統的な市場を巡って買い物をすることも楽しい。うまく共存できるといいのだが…。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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