歴史上の偉人を尊敬する人は多く、日本でも徳川家康や坂本竜馬など、多くの偉人が敬われている。
一方、お隣・韓国はどうだろうか。リサーチ会社・韓国ギャロップ調査研究所は、去る3月22日から4月5日まで全国の満13歳以上、1777人を対象に「もっとも尊敬できる人」というアンケート調査を実施。
その結果、トップは韓国の前身である朝鮮王朝時代に、日本の侵攻を退けた海軍の英雄・李舜臣(イ・スンシン)が全体の14%に支持され、1位となったこちらは、2014年、2019年の同調査でも1位を記録しており、圧倒的な人気を誇っている。
続いて、10%の支持を集め2位となったは、朝鮮王朝時代に民族固有の文字である「訓民正音(フンミンジョンウム)」を作った朝鮮王朝4代王・世宗(セジョン)だ。朝鮮王朝時代でトップ10入りしたのは、この2人だけだったが、今も韓国に立派な銅像が残されており、多くの国民に愛されている。
続いて3位となったのは、5~9代大統領を務めた朴正煕(パク・チョンヒ)大統領(7%)だ。“漢江の奇跡”と呼ばれる高度経済成長を実現させたことから、高齢者層からの支持が圧倒的に高かった。
こうした結果を受け、ネット上では「朴正煕大統領が存命だったら、我が国の国力はもっと高かったはずだ」「朴正煕大統領の人気が高いのはわかるが、最も嫌いな人物でもランク入りするだろうという確信がある」など、朴正煕大統領に関する意見が多くの意見が上がっていたのが印象的だった。
これから先の時代、いつまでも記憶されるような人は現れるのだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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