韓国・済州(チェジュ)の飛揚島(ビヤンド)で漁船が沈没した事故で、救助された2人が死亡した。
乗船員27人のうち15人が救助されたが、そのうち2人は心停止状態で病院に運ばれたが、死亡が確認された。残り12人は行方不明で、懸命な捜索作業が進められている。
11月8日午前4時33分頃、済州・飛揚島の北西約24kmの海上で、釜山(プサン)船籍のクムソン号(129トン・旋網)が沈没中だという近隣の漁船からの通報が海警に入った。
クムソン号は漁獲物を運搬船に積み替える作業中に船体が突然転覆し、沈没したものと推定されている。
事故の報告を受けたユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は、「現場で利用可能な資源と人員を総動員して人命捜索と救助に万全を期し、救助隊員の安全にも注意を払うように」と指示した。
漁船沈没のニュースを受け、韓国のオンライン上では「無事を祈ることしかできない」「この寒さで…行方不明者が救助されますように」「朝からなんて悲しいニュースだ」「2人が死亡し、12人も行方不明とは大きなニュースだ」といった反応が見られた。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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