「日本の話だと思ったら韓国の出来事なのか」
等身大のリアルドールと一緒に遊園地デートを楽しんだ男性が韓国で話題になっている。
最近、ポータルサイトの地図アプリにある「慶州(キョンジュ)ワールド」のレビュー欄に、男性A氏がリアルドールとのデート体験談を投稿した。
A氏は、人形と一緒に回転するアトラクションに乗っている写真や動画を投稿し、「レムと慶州ワールドデート、最高だった!」と感想を綴った。
レムとはアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場する人気キャラクターの名前で、A氏の等身大ドールと髪型や髪色が似ている。
続けて、「冬なのですべてのアトラクションには乗れなかったが、クラーケン、マジックバイク、エアバルーン、バンパーカーには一緒に乗れてよかった。やはり童心が蘇る慶州ワールドだ」と満足感を表し、「皆さんも、大切な人や人形、恋人と一緒に楽しんでほしい」と勧めた。
SNSにはA氏の目撃談も投稿された。あるネットユーザーは釜山(プサン)駅の列車プラットフォームでA氏を見かけ、後ろ姿の動画をアップした。
オンライン上では、「日本の話かと思ったけど、エレベーターを見たら韓国だとわかった」などと困惑する意見もあった。一方で、「韓国は自由民主主義の国家だ、応援する」「犬を連れてきて迷惑をかけるよりよっぽどいい」「本物のオタクだ」といった肯定的な反応も寄せられた。
振り返れば昨年11月、バーチャルシンガーのキャラクター「初音ミク」と結婚した日本人男性として知られる近藤顕彦さんが韓国で話題になったこともあった。
近藤さんが自宅で初音ミクとの結婚6周年を祝う写真を公開すると、『朝鮮日報』や『ニューシス』などの韓国メディアが報じた。
その際は、「人に迷惑を与えていないし、自分が幸せなのだから良いと思う」「お幸せに」というコメントもあった一方で、「精神病ではないのか…」「日本は本当に精神世界が異常だ」「早く病院に行かせるべきでは?」「これを結婚生活と呼べるか。人形遊びだろ」といった批判的な声もあった。
いずれにしても、日本におけるバーチャルキャラクターとの結婚やリアルドール文化が韓国にも徐々に広がりつつあるのか、今後の動向が注目される。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
■「日本は本当に精神世界が異常」“初音ミク”と結婚した日本人男性の近況、韓国で話題
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