駐車場に車を停めて離れる場合、それが契約済みの駐車場であってもリスクは伴う。24時間体制で車を監視してくれる人はいないからだ。
韓国の駐車場で起きた事件に、怒りの声が集中している。
3月4日、あるオンラインコミュニティに「アパートの駐車場に停めていた車が、出勤しようとすると食べ物で汚れていた」という投稿が寄せられた。
同時にアップされていた写真を見ると、地上の駐車場に停めた白い乗用車に、飲食物のゴミと推定されるものがかけられていて、汚れが激しい。
投稿者は、「窓から食べ物のゴミが投げ捨てられたようだ。何階から投げ捨てられたのかはわからないが、私の車の隣が汚れかたがひどいことを見ると、低層階から投げられたようだ」と疑問を投げかけた。
さらに、「管理事務所に連絡したものの、特に対応してくれなかった。とりあえず監視カメラの映像を確認し、犯人が再び同じことをしないように適切に対応しなければならない」と憤った。
この投稿に対し、オンライン上では「管理費は何のためにあるのか」「最近は信じられない行動をする人が増えた」「絶対に許すべきではない」など、投稿者を支持する声が相次いだ。
なお、韓国の廃棄物管理法によると、ゴミを無断投棄して摘発される場合、100万ウォン(約10万円)以下の過怠料が課される。
また、マンションで物を投げて他人の財物に損害を与えた場合、刑法第366条(財物損壊等)により3年以下の懲役刑または700万ウォン(約70万円)以下の罰金刑に処される可能性がある。故意性がなかったとしても民事上の損害賠償責任を問われる。
誰の車にも起こり得るこのような迷惑行為。適切な対応が取られ、犯人が特定されることを願うばかりだ。
■【写真】韓国人は「モラル」という言葉を知らないのか…共有の駐車場を“私有地”化?
前へ
次へ