HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染している事実を隠し、避妊具を使わずに性行為に及んだ20代韓国男性が起訴された。
光州(クァンジュ)地裁・刑事5単独部のチ・ヘソン判事は8月28日、「後天性免疫不全症予防法」違反の罪で起訴された男性A(29)の公判期日を開いた。
Aは昨年7月31日、HIV感染の事実を告げないどころか、避妊具などの感染予防手段を用いずに女性B氏と性行為をしたとして起訴された。B氏はこの件をきっかけに、性接触を通じて別の疾病に感染。その感染経路を調べる過程で、AがHIV感染者であることが明らかになった。
法律事務所ボナのソ・ジュンボム代表弁護士は「HIVは難治性あるいは不治性疾患であるため、性行為の前に相手に告知する義務がある。そうでなければ傷害罪として処罰される可能性もある」と説明。その上で「本件では検察がそれに関する罪で起訴していないため、裁判所も別途判断はしないだろう」と見通した。
さらに「ただし、今回の事件で被害者が性接触を通じて別の疾病に感染していることから、裁判所が量刑を判断する際にこれを考慮する可能性が高い」と付け加えた。
なお、Aは別件の麻薬犯罪で懲役2年の刑が確定しており、現在服役中でもある。裁判所は10月14日に次回公判を開く予定だ。
(記事提供=時事ジャーナル)
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