韓国政府がウクライナ軍に捕らえられた北朝鮮兵の捕虜が韓国行きを要請した場合、原則として受け入れる方針であることを明らかにした。
外交部の当局者は2月19日、北朝鮮兵の捕虜の韓国行き要請について「全員受け入れるという基本原則に基づき、関連法令に従って必要な保護と支援を提供していく」と述べた。
この当局者は「北朝鮮兵は憲法上、私たちの国民であり、捕虜送還に関して個人の自由意思を尊重することが国際法や慣行に合致するだけでなく、本人の意思に反して迫害を受ける可能性のある場所へ送還されるべきではないと考える」と付け加えた。
さらに「このような韓国政府の立場をすでにウクライナ側にも伝えており、今後も必要な協議を続けていく」と説明した。
これに先立ち、ウクライナ軍に生け捕りにされた北朝鮮兵のリ氏は、『朝鮮日報』とのインタビューで「まず難民申請をして大韓民国に行くつもりだ」と述べ、韓国行きの意思を明らかにしていた。
ロシアに派遣された北朝鮮兵が公に韓国行きの意思を示したのは今回が初めてだ。
(記事提供=時事ジャーナル)
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