「あの人はお金持ちだ」
このような評価を下すことは可能だが、これはあくまでも主観的な評価であり、金融機関や公的機関は「いくら以上の資産をもつ人が金持ちだ」という基準を出しているわけではない。
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公的な定義がないことから、調査会社によって基準が異なるのだが、国内では野村総研が2000年から継続的に富裕層の調査を行なっていて、その分類の中では「超富裕層(5億円以上)」、「富裕層(1億円以上5億円未満)」、「準富裕層(5000万円以上1億円未満)」、「アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満)」、「マス層(3千万円未満)」という風に分けている。