不動産の専門家たちは、2022年の住宅価格下落の主な原因として「金利の上昇」と「融資規制」を挙げた。
韓国銀行は今年一年間だけで基準金利を7回も引き上げた。2021年末まで1%だった基準金利は、最新の11月24日では3.25%まで上昇。わずか1年で3倍以上も上がったわけだ。
基準金利の引き上げに伴い、不動産などの資産購入と密接な関連がある融資金利も高まった。
ここに強力な融資規制などによって、不動産需要者の買収心理が梗塞されてしまったことが、住宅価格の下落につながったと専門家は分析している。
こうした状況はデータにも如実に表れている。韓国のとある不動産会社が自社アプリ利用者1293人を対象に11月16日から30日にかけて行ったモバイルアンケートの結果を見ると、厳しい現状が伝わってきた。