朝鮮半島が南北に分断され、長き時代が過ぎた。
現在は休戦状態である両国だが、元々は一つの国であり、「いずれ統一」という考えは多くの国民の願いだった。だが、最近ではそうした考えが変わってきているようだ。
8月13日、民主平和統一諮問会議が公開した国民統一世論調査の結果によると、一般国民の回答者の52.0%が、南北の統一を望みながらも「自由な往来が可能な2国」になることを望んだ。
むしろ、「一つの国としての統一」を望んだのは28.5%に過ぎなかった。
一方で、「統一の必要性」については「非常に必要」が38.4%、「ある程度必要」が35.4%と、合計73.4%の人が望んでいることがわかった。
こうした調査結果に、韓国国内では「互いに同じ民族ということを忘れないで、それぞれの道を行きましょう」「自由往来が可能になるだけで統一も同じ」「統一は危険すぎる」「夢は夢だからいい。実現したらリスクしかない」など、多くの意見が寄せられていた。
1945年に分断され、あまりにも長い時間が過ぎた。若い世代のなかには、もはや「統一」と言われてもしっくりこない人も多いだろう。
はたして両国が再び手を結ぶ日は来るのだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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