「平壌の上空が突破されたという恐怖感と内部反発を懸念している」北朝鮮の“敵意”を韓国長官が批判

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韓国の統一部キム・ヨンホ長官が北朝鮮の韓国に対する敵意を示している行動について、「平壌(ピョンヤン)の上空が突破されたという安全保障上の恐怖感と、統一を放棄することに対する内部からの反発を懸念しているためだ」と述べた。

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キム長官は10月16日、統一部-経済・人文社会研究会の業務協約式に出席し、北朝鮮の京義線および東海線の道路爆破や「南側の無人機が平壌に侵入した」という主張に触れ、「人為的で極端な方法で、南に対する脅威と同胞に対する敵対感情を引き起こしている」と批判し、こう述べた。

キム長官は「このような北朝鮮政権の反民族的で反歴史的な試みは、北朝鮮住民を含む民族全体の統一への熱望と希望を裏切るものだ」とし、「我々は北朝鮮社会の変化を注視し、北朝鮮住民に自由統一の希望を提供すべきだ。北朝鮮当局による人権侵害に対して、沈黙してはならない理由だ」と述べた。

統一旗
(写真提供=OSEN)統一旗

さらに「北朝鮮の二国家論に同調する一部の韓国社会の主張に対しても明確な声を上げ、統一問題に対する確固たるビジョンと計画を作り上げる必要がある」と強調した。

北朝鮮は前日、南北交流事業の象徴の一つである京義線・東海線の連結道路の一部区間を爆破した。また10月11日には、平壌上空に南側から送られた無人機が発見されたと主張し、再発時には報復すると脅迫した。

(記事提供=時事ジャーナル)

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