「日本のアイドル嵐、来年末以降はそれぞれの道に」(『聨合ニュース』)
「日本を代表するアイドル嵐、デビュー20周年に活動中止発表し衝撃」(『トップスターニュース』)
「嵐、活動中断、57年の伝統ジャニーズ事務所危機」(『MKスポーツ』)
「日本の国民的グループ嵐、2020年で活動中断宣言“不仲NO、各自尊重”」(『スポーツ朝鮮』)
嵐の今回の発表を惜しむような報道が目につく。
例えば「嵐、休止後は復帰? 言葉に含まれた一株の期待」と見出しを打って報じたのは、韓国メディア『スポーツニオス』だ。
同メディアは嵐が2020年をもって活動を休止すると発表した事実を紹介しながら、以下のように深読みした。
「嵐は活動中断を発表しながら“解散”という単語の代わりに、“活動休止”という言葉を使った。解散という言葉を使えば、完全にチームを解体するという意味になるが、活動休止は一休みという意味にとらえられる」
あくまで休止であることを強調し、嵐の今回の発表を惜しんでいるようだ。
『スターニュース』も「ファンは嵐の発表を惜しみながらも、今後展開される彼らの第2幕を応援している。20年間、メンバー全員が歌手だけでなく、演技など多方面で成果を上げているからだ」と報じた。
『Viewers』は「嵐、703日後にチーム活動終了…“年売り上げ3500億↑”ジャニーズ打撃予想」と見出しを打った。嵐の存在感を伝える記事だ。
同記事では、「2015年の嵐の活動を見ると、観客数108万人、ファンクラブ180万人、CD販売などで3500億ほどの売り上げと推定でき、その他の広告やテレビ出演料を合わせれば、売り上げはさらに大きいと考えられる」などと報じ、「これは日本の国民的グループ嵐の人気を証明する部分」と締めくくった。
今回の休止ニュースを残念がる韓国ファンも多いようだ。関連報道に触れた韓国ネットユーザーたちは、以下のようなコメントを残している。
「ずっと一緒にやっていきそうだった嵐が活動中断なんて…悲しい」
「むしろお互いの仲がいいから、活動休止という道を選んだのだと思う」
「2年も前から活動中止を発表して整理するなんてすごい。韓国にはそんな例がないでしょ」
「解散じゃないんだから、大丈夫だよ。ゆっくり休んでください」
「ジュニア時代から25年間以上、走り続けてきたのだから、休息期を持つのも理解できる」
「20年間、毎週休まずにテレビに出て、アルバムを出して、コンサートをして…。お疲れ様でした」
「リーダーはどれだけ悩んだのだろう。20年間も幸せにしてくれて、ありがとう!」
「今の30代なら嵐を知っている人が多い。活動休止はとても残念だ。今までありがとう!」
いずれにせよ、韓国でも話題を集めている嵐の休止発表。今後、嵐の存在感が韓国でも増すのか、注目してみたい。