ガルプラの日本人メンバーも気を付けて!! 宮脇咲良ら誤訳で誤解された有名人たち

2021年10月25日 K-POP #アイドル #日韓比較
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例えば、元フィギュアスケート選手の浅田真央だ。浅田は現役時代、キム・ヨナのライバルとして韓国でも関心を集めていた。当時は何かとキム・ヨナと比較され、「トリプル・アクセルへの執着」「弱いメンタル」などのネガティブな話題が取り上げられることも多かった。

そんななか、当時韓国メディアでたびたび取り上げられていたのが、浅田の「悔しい」というコメントだった。

バンクーバー五輪でキム・ヨナに敗れて銀メダルを獲得した際など、浅田は「悔しい」と口にすることが多かったが、そのコメントは多くの韓国メディアで「プナダ」と訳され報じられていた。韓国では、「自分を負かしたキム・ヨナに腹が立つ」というニュアンスで受け取られたわけだ。

日本の多くのアスリートがそうであるように、浅田も試合結果そのものに対して残念に思う気持ちや、自分自身を不甲斐なく感じる思いを込めて「悔しい」と語ったのだろうが、韓国では「プナダ」と訳されて報じられ、韓国ファンの反感を買ってしまうのは残念でならない。

また、Jリーグのヴィッセル神戸に所属するアンドレス・イニエスタも“誤訳被害”に遭った一人だ。

イニエスタの日本での動向には移籍直後から韓国も関心を寄せていたが、旧知の韓国サッカー記者によれば、神戸が試合に敗れた後にイニエスタが日本メディアに語った「悔しい」というコメントが「プナダ」と訳されて伝えられ、誤解を招いたことがあるのだという。

それにしても、韓国でこのような誤訳が絶えないのはなぜなのか。宮脇の騒動もリアルタイムで追っていたという韓国記者はこう語っていた。

「ネットニュースが主流となり、膨大な量の記事を書かなければならないなか、韓国記者たちが安易に翻訳サイトに頼ってしまっていることが原因ではないでしょうか。

実際に、韓国でもっとも使われているポータルサイト『NAVER』の翻訳機に“悔しい”と入力すると“プナダ”と翻訳されますが、記者たちもそれを鵜呑みにして、そのまま記事にしてしまっているんです」

いずれにしても、韓国で日本の有名人のコメントが誤訳され、誤解を生んできた事例が多いのは事実。そのせいでイメージを傷つけられた側からすれば、その誤訳にこそ「プナダ」と言いたいところだろう。

『Girls Planet 999:少女祭典』から輩出されデビューする新しいガールズグループが、誤訳によってイメージを傷つけられることがなくなることを願うばかりだ。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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