韓国と日本の女子カーリング代表の運命が今日（2月17日）決まる。
“メガネ先輩”ことキム・ウンジョンをはじめ、キム・ソンヨン、キム・チョヒ、キム・ギョンエ、キム・ヨンミで構成された韓国代表「チーム・キム」は2月16日、北京五輪カーリング女子の予選第8戦でデンマークと対戦し、8-7で勝利した。
これで韓国は4勝4敗とし、カナダ、イギリスと同じく4位タイに上がった。女子カーリングは10チームが総当たりし、上位4チームが準決勝トーナメントに進出する。1位スイス（7勝1敗）、2位スウェーデン（6勝2敗）は残りの試合の結果に関係なく、ベスト4進出が決まった。
残った2席をめぐり、日本（5勝3敗）、韓国、カナダ、イギリス（4勝4敗）の4チームが争う。どのチームが勝つかによって複雑に状況が変化するため、注目が集まる。
韓国は、最後の試合で勝利すれば4強進出の可能性がある。相手は強敵のスウェーデンだ。スウェーデンは4年前、2018平昌五輪の決勝戦で対戦したチームでもある。韓国は当時、スウェーデンに敗れて銀メダルに満足しなければならなかった。平昌大会の雪辱と、4強進出を同時に狙うチャンスといえる。
ただ韓国はスウェーデンに負ければ、4強が進出に失敗する。日本がすでに5勝を確保しており、カナダとの先の対戦で負けているからだ。韓国は今大会の第1戦でカナダに7-12で敗れた。同じ勝利数の場合、直接対決の結果により、韓国はカナダの次の順位に押されることになる。
さらに韓国がスウェーデンに勝ったとしても、ベスト4進出が確定するわけではない。スイスと対戦する日本が勝ち、カナダがデンマークに勝つと、韓国の北京五輪はそこで終わる。この場合、韓国とカナダは同じ5勝4敗で並ぶが、直接対決の結果で韓国が脱落することになる。
アジアを代表しながらもライバル関係となっている日本（ロコ・ソラーレ）も4強を狙っている。日本は5勝3敗を記録し、相対的に4強進出の可能性が高い。しかし日本の最後の対戦相手は1位スイスだ。日本はスイスに勝てば、自力での4強進出が確定する。
確率的に見ると、韓国より日本のベスト4進出の可能性が高い。韓国は必ずスウェーデンに勝ち、日本とカナダの試合結果を待たなければならない。一方で日本は負けても4強入りの可能性がある。
もし韓国と日本が並んで準決勝に進出すれば、平昌五輪に続き、2大会連続で「ヨーロッパ対アジアの４強対決」が繰り広げられることになる。
（記事提供＝OSEN）
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