佐々木朗希の侍ジャパン初登板に舌巻いた韓国「パーフェクト怪物が完璧デビュー」

2022年11月13日 スポーツ #プロ野球
このエントリーをはてなブックマークに追加

出だしは良くなかった。この日、佐々木は1回無死一、二塁のピンチを迎えたが、併殺打と三振でイニングを切り抜けた。2回にも一死後に失策で走者を出したが失点を許さず、3回も一死二塁、4回も二死一、三塁の危機を乗り越えてイニングを終えた。

この日の試合で最速159キロを記録した佐々木。試合後のインタビューでは「(札幌ドームの)マウンドが初めてで、ボールも普段と違ったので、徐々に修正しながら投げた。課題が出ること自体も良い経験になった」と語っていた。

現役時代にMLBオールスターに選ばれ、「ディンゴ」の登録名で中日ドラゴンズで活躍したオーストラリア代表のニルソン監督は、佐々木について「現時点で世界で最も良い投手の一人だった」と称賛を惜しまなかった。

また、豪代表のマイケル中村コーチも、「佐々木のことは知っていたが、実際に自分の目で見てフォークボールや速球、休息どれも印象的だった」と絶賛。佐々木相手にマルチヒットを記録したケネリーも「球が速いだけでなく球種も豊かだった」と伝えた。

佐々木朗希(写真はWBSC U-18ベースボールワールドカップ)

この試合は日本が9-0でオーストラリアに大勝。これで日本は北海道日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツ、そしてオーストラリア代表との2試合含む4連戦をすべて勝利で飾った。

来るWBCでは日本と1次ラウンドを戦う韓国。“パーフェクト怪物”と名高い佐々木の侍ジャパンデビュー戦に戦々恐々としていたはずだ。

(記事提供=OSEN)

前へ

2 / 2

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research