日本メディア『サンケイスポーツ』が前日の24日に報じたところによると、来年3月に東京で行われるWBCの1次ラウンドのチケットが、最大20万円の価格で転売されているという。侍ジャパン(野球日本代表)の関連試合はすべて完売となり、直後に2次流通サイトで高値で転売されているとのことだ。
チケット争奪戦が巻き起こるほどの人気を誇る大谷は、世界最高峰のメジャーリーグを“二刀流”で平定した人物だ。
デビュー初年度にアメリカン・リーグ新人王に輝き、昨年は満場一致でMVPの栄誉を享受した。今年はベーブ・ルースも果たせなかったメジャー史上初の規定打席&規定イニング同時達成を成し遂げた。投手として自身最多15勝とともに防御率2.33を残し、まさに歴史的なシーズンを送った。
大谷と並んで侍ジャパンの“夢のラインナップ”と期待されているのが村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)だ。2000年生まれの村上は今年141試合で打率0.318、155安打、56本塁打、134打点、OPS(出塁率+長打率)1.168の破壊力を誇り、NPB最年少三冠王(首位打者、本塁打王、打点王)を獲得した。
今年8月には世界初の5打席本塁打という新しい道しるべを立て、1964年の王貞治(55本塁打)を超える日本人に1シーズン最多本塁打新記録も樹立した。
大谷と村上、日本球界トップレベルの選手2人の共演に多くの関心が集まったことで、チケット価格が大幅に上昇したものと解釈される。
なお、そのWBC1次ラウンドのプールBでは日本、韓国、オーストラリア、中国、チェコが同居。日本と韓国は3月13日に対戦する。
(記事提供=OSEN)