「ティキ・タカならぬキムチ・タカ」韓国代表の“固執”が実を結んだカタールW杯

2022年11月26日 スポーツ #サッカー
このエントリーをはてなブックマークに追加

韓国は予想と裏腹に中盤から強く立ち向かい、ウルグアイを当惑させた。もちろん、ウルグアイのシュートが2度ポストに嫌われる幸運もあったが、韓国代表のパフォーマンスは拍手を受けるのに十分だった。運良く得た引き分けではなかった。

これで韓国は勝ち点1を獲得し、悪くないスタートを切った。2010年南アフリカW杯以来、12年ぶりのグループステージ突破を目指す韓国は、28日にガーナと対戦する予定だ。

韓国代表

今回のW杯直前まで韓国をめぐる世論は最悪だった。ナ・サンホやクォン・チャンフンなどKリーグで相対的に不振な選手を選抜したことから、固定化されたベストイレブンまで多くの批判を受けた。

さらにはグループHの2強ウルグアイ、ポルトガルとの明確な戦力格差のため、16強進出が不透明とみられていた。

ところが試合が始まると、ここ最近の韓国では見られなかったパフォーマンスでウルグアイを苦しめた。特に「無意味だ」と指摘され続けたビルドアップが効果を発揮。イ・ジェソン、チョン・ウヨン、ファン・インボムの中盤はウルグアイを圧倒した。これまでのW杯での韓国の試合とは違い、主導権を握って解決していく方式だった。

ベント監督がビルドアップサッカーを掲げながらも成果が出ないたびに、「(ビルドアップは)韓国代表と合わない服」という酷評が続いた。

しかし、強豪ウルグアイ相手に韓国のビルドアップサッカーがある程度通用したことで、“ティキ・タカ”ならぬ“キムチ・タカ”も夢ではないという期待感を与えた。

韓国がこのままガーナ、ポルトガル相手にも良いパフォーマンスを見せられるのかに注目が集まる。

(記事提供=OSEN)

【写真】日本代表に肘打ち…消えた韓国代表選手3選

衝撃…韓国の「カエル混入キムチ事件」とは

【写真】韓国人選手が日本を侮辱?物議のゴールパフォ

前へ

2 / 2

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research