もはや一大ジャンルとなった“Kゾンビ”、絶対に観るべき作品とは?

2022年12月11日 話題 #映画
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またK-ゾンビを語るうえで外せない作品が、2016年に公開された映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』。高速鉄道という閉じた空間で、ゾンビから愛する者を守るというサバイバル作品となっている。

前述の『呪呪呪』や、Netflixオリジナル『地獄が呼んでいる』などを手掛けた新鋭ヨン・サンホ監督の長編デビュー作で、コン・ユ、マ・ドンソク、チョン・ユミ、チェ・ウシクといった豪華俳優陣が登場する本作は、本国で観客動員数1000万人を越える大ヒット作となった。

その4年後の2020年には、続編『新感染半島 ファイナル・ステージ』が公開された。こちらは家族愛を主に描いた前作とは異なり、ゾンビによって荒廃した朝鮮半島から大金を回収するというミッションを描いている。

映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』韓国版キービジュアル
『新感染半島 ファイナル・ステージ』の躍動感あふれるゾンビ

そして『キングダム』を作ったNetflixは、新たな視点のゾンビフュージョン作品も生みだした。

『今、私たちの学校は…』はタイトル通り、学園ものとゾンビを掛け合わせたハイブリッド作品で、ゾンビウイルスが感染拡大した学校で孤立し、救助を待つ学生たちが、生き残るためにゾンビと死闘を繰り広げるという物語だ。

本作は今年1月28日に配信が開始し、わずか公開28日で累計5億678万時間の視聴を記録。『イカゲーム』『ペーパー・ハウス』シーズン5、シーズン4に続き、Netflix TOP 10「シリーズ(非英語)」カテゴリーで4位に名を連ねたこともある。

こちらも世界中の熱い人気に支えられ、シーズン2の制作が決定。続編では、大切な人を失い、かろうじて学校を抜け出すことができた学生たちに近づく新たな危機が描かれるという。

『今、私たちの学校は…』(画像=Netflix)

このように、新たな作品を続々と世に送り出し、一過性ではないほどの市民権を得たKゾンビたち。今後も韓国の高いコンテンツ創出力によって誕生する、見たこともないゾンビに期待したい。

(文=サーチコリアニュース編集部K)

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