準決勝第1戦の韓国対日本でコ・ウソクは、2-2で拮抗していた8回裏に登板した。一死一塁の状況で併殺を取れるゴロを打たせたが、一塁ベースを踏み損なうエラーを犯したことがある。結局このミスがきっかけとなり、韓国は逆転を許してしまった。
プレミア12、オリンピックと日本相手に負け越している韓国は、WBCで14年ぶりに日本と対戦する。3月10日に開かれる日韓戦は、プールBの行方を決める重要な試合になる見通しだ。
コ・ウソクは「振り返ってみると、前回の試合ではどうしても自ら実力が足りなかったと思う。その試合をきっかけに、2年間、より発展しなければならないという考えで努力した。その時間が無駄でなければ、良い結果が出るのではないかと思う。また日本戦に出場した時は、自信を持って勝負するつもりだ」と雪辱を誓った。
WBCにはこれまで、パク・チャンホ、キム・ビョンヒョン、ク・デソン、イム・チャンヨン、オ・スンファンといったスター投手たちが韓国代表として戦ってきた。コ・ウソクは「まだ大会まで時間がたくさん残っているので、プレッシャーよりはときめきが先だと思う。大先輩たちの系譜を引き継ぐというよりは、昨年良かった点と今年上手くやりたい点をしっかり準備して大会で頑張りたい」と述べている。
また今後、アメリカ進出を狙っているコ・ウソクにとって、WBCはメジャー級の打者を相手にする試金石でもある。韓国最高の抑え投手に成長したコ・ウソクがWBCでどのような姿を見せるのか、東京五輪の雪辱を果たせるのか、ファンの期待も大きい。
(記事提供=OSEN)
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