WBC韓国代表投手コーチは逮捕歴ありの“国民奴隷” 兵役逃れで刑務所生活、がん闘病の波乱万丈人生

2023年01月21日 スポーツ #プロ野球
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当時、韓国プロ野球ではペナントレース終盤戦だった同年9月、ソウル地方警察庁によって、選手がブローカーと手を組んで違法に兵役逃れを図っていたことが発覚した。

はじめは一球団の数選手だけだったのが、最終的にはプロ野球全球団から計50人以上もの選手が関与していたことが明らかに。同事件から一般人や芸能人の兵役逃れも発覚するなど、韓国全土を揺るがすスキャンダルとなった。

この事件に、当時サムスン入団9年目で25歳だったチョン・ヒョンウクも関与。実刑判決を受けて刑務所に8カ月間収監され、服役後は公益勤務要員(現在の社会服務要員に相当)として兵役義務を務めた後、2007年夏に除隊してチームに復帰した。

ちなみに、刑務所内では復帰を見据えて腕立て伏せを一日1000回行うなど、トレーニングを怠らなかったというエピソードもある。

2009年WBCでのチョン・ヒョンウク

また、チョン・ヒョンウクは選手生活の晩年に“がん”とも闘った。

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