“隠遁の財力家”とも称されたパク・ミニョンの元恋人カン・ジョンヒョン氏は、bithumb関係会社の実質的な所有者で、関係会社の株価操作、横領などを通じて不当利益を得ていた容疑を持たれている。
先立って昨年9月、パク・ミニョンには突如熱愛報道が出たが、その相手がカン氏だった。しかし、パク・ミニョンは熱愛発覚からたった1日で破局を発表。カン氏は破局理由として、「自分のせいでパク・ミニョンのキャリアが壊れることを望まない」と、韓国メディア『ディスパッチ』が報じていた。
そんななか、パク・ミニョンの3歳年上の実姉がカン氏の事業に関与しているとの情報も飛び出した。
とある韓国メディアは9月29日、上場企業INBIOGEN(インバイオジェン)の社外理事を、パク・ミニョンの実姉が務めていると報じたことがある。
INBIOGENはカン氏が所有しているとの疑惑を受けていた会社のひとつで、2019年に設立され、翌年にバイオ産業に進出。カン氏の妹であるカン・ジヨン氏が代表を務め、筆頭株主でもあるという。
つまりINBIOGENは、パク・ミニョンとカン氏、そしてその血縁者が関係している会社ということになる。同メディアは「パク・ミニョンの実姉がカン氏の事業に直接関与した事実が確認され、2人が単純な恋愛関係を超えた事業パートナーに近い関係ではないかとの推測が出てくる」と噂されたこともあった。
その後、11月にはパク・ミニョンが所属する芸能事務所HOOKエンターテインメントを警察が家宅捜索するという異例の事態まで起こった。ただHOOKの売り上げ規模を踏まえると、警察が推定する横領額が大きすぎるという意見もあったため、その背景にはbithumbの実質的な所有者という疑惑が提起されたカン氏の余波が広がっているのではないかとの声もあった。