2月13日(日本時間)、米『カジノ』によると、クランプ氏は12日、ロサンゼルス連邦裁判所前で記者会見を開き、「賭博組織を運営していた6人が起訴されたが、プイグ氏はアメリカ検察が目標とする極悪非道な罪を犯した人々より、マスコミから多くの関心を集めている」とし、プイグを見物人にしたと指摘した。
そしてプイグを弁護するもう一人の弁護士ケリー・アクセル氏は、アメリカ検察に、プイグを尋問した国土安全保障省、国税庁捜査官の直近5年間のインタビュー報告書と、起訴決定に関する捜査官と目撃者間の通信記録を要請したが拒否。
この事実を根拠に、プイグの弁護団は白人と黒人に対する差別を主張し、人種差別問題に飛び火させている。似たような事件の時、虚偽の陳述や証拠隠滅を試みた白人に、偽証や司法妨害罪を適用しなかったとし、選択的起訴だと主張した。
そしてプイグは11日、裁判所で二つの偽証疑惑に対して全て無罪を主張した。アクセル氏は「アメリカ検察の不公正な起訴が、より一層強固になったことに失望した。問題になるような新しいものはない。司法妨害罪に対する疑惑も最初の疑惑と同様で、根拠のない主張だ」として、「彼らはプイグが憲法上の権利を行使し、無罪だと主張することに対して処罰しようとしている」と指摘したのだった。
プイグ事件の始まりは2019年5月に遡る。