開幕戦で元日本代表対決も!韓国Kリーグを戦う日本人選手7人、その顔触れは?

2023年02月25日 スポーツ #サッカー
このエントリーをはてなブックマークに追加

まず最初に紹介するのは、浦和レッズから蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)に完全移籍した元日本代表の江坂任。今季からKリーグ初挑戦となる。

蔚山現代は昨季リーグMVPに輝いたイ・チョンヨン(元ボルトンなど)、キム・ヨングォン(元ガンバ大阪など)、チョン・スンヒョン(元鹿島アントラーズなど)をはじめ韓国代表経験者が多く所属する名門クラブで、チームを率いるのは“韓国サッカー界のカリスマ”ことホン・ミョンボ監督だ。

そのホン・ミョンボ監督就任2年目だった昨季、蔚山現代は実に17年ぶりとなるリーグ優勝を成し遂げた。

「ホン監督は現役時代に柏レイソルでもプレーし、韓国でも“生きるレジェンド”と呼ばれていることは知っています。蔚山に来たばかりですが、監督が個人よりもチームを優先するという点を感じます。だからこそ、(蔚山が)昨季にリーグ優勝を果たせたのではないかと思います」とは江坂の言葉。

ちなみに、蔚山現代にはキム・ヨングォンやチョン・スンヒョン以外にも、元横浜F・マリノスのユン・イルロク、元アルビレックス新潟のイ・ミョンジェ、元セレッソ大阪のキム・ソンジュンといった元Jリーガーが多数在籍。スタッフには日本人の池田誠剛コーチもいる。彼らも江坂の韓国生活をサポートしてくれるに違いない。

左が江坂、右が天野(画像提供=韓国プロサッカー連盟)

その蔚山現代が開幕戦で対戦するのが、この10年で7度のリーグ優勝を数える常勝軍団・全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース。昨季は蔚山との激しいデットヒートの末に、2017~2021年シーズンまで続いた連覇の記録が「5」でストップしたが、今季も優勝候補に挙げられている。

全北現代にも日本人選手がいる。元日本代表の天野純だ。

昨季は蔚山現代で活躍したが、今季は全北現代の一員に。全北は天野のほかにも、浦和レッズ時代にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を経験したブラジル人FWラファエル・シルバも獲得するなど、攻撃陣に厚みを加えた。

現地記者も活躍を期待する日本人選手とは?

また、昨季ACLにも出場した大邱(テグ)FCには鈴木圭太、今季からKリーグ1に昇格した大田(テジョン)ハナシチズンには石田雅俊がいる。

前へ

2 / 3

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research