ふたりは韓国でも知られた日本人選手。特に登録名「マサ」の愛称で知られる石田は、2019年のKリーグ参戦から2部のチームを渡り歩き、一昨年にはプロ初のハットトリックを達成した直後のヒーローインタビューで放った韓国語のメッセージが話題にもなって、クラブを問わず多くのサポーターから愛されている選手でもある。
Kリーグ2の年間ベストイレブン候補にもなった石田が、熱望していたKリーグ1の舞台で活躍することを多くのサッカー記者たちが期待していることも付け加えておきたい。
なお、今季Kリーグ2にはソウルイーランドFCに西翼、全南(チョンナム)ドラゴンズに佐藤優平、富川(プチョン)FCに柏レイソル下部組織出身の高橋一輝がいる。
Kリーグ1とKリーグ2を合わせると日本人選手数は合計7人。その数字は今季Kリーグ外国人選手の国籍別ランキングでは2位になる。
ちなみに1位は42人のブラジルで、3位は6人のオーストラリア。以下、スウェーデン(5人)、ベトナム(3人)、オランダ(2人)、セルビア(2人)と続く。
そして、ドイツ、スペイン、クロアチア、モンテネグロ、ハンガリー、フィンランド、ジョージア、アルバニア、コソボ、ガーナ、南アフリカ共和国、コンゴ民主共和国、ギニアビサウ、インドネア、マレーシア、ウズベキスタン、シリア、アゼルバイジャン、コスタリカ、コロンビア、ウルグアイなどが各1人。合計88人の外国人選手が今季Kリーグで開幕を迎える。
そのなかでもブラジルに次ぐ勢力となった日本人Kリーガーたちの活躍を、今季も引き続き紹介していきたい。
文=慎 武宏
*この原稿はヤフーニュース個人に掲載した記事を加筆・修正したものです。