佐々木は同日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた北海道日本ハムファイターズ戦で先発登板し、6回80球を投げて1被安打、無死四球、11奪三振、無失点の好投でロッテを6-1の勝利に導いた。
先月まで行われた2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では2試合(7.2回)1勝、防御率3.52、11奪三振と活躍し、侍ジャパンの7戦全勝優勝に貢献した佐々木。
今回の日本ハム戦は、去る3月20日のWBC準決勝メキシコ戦以来、16日ぶりの登板となった。同月28日にロッテで練習を再開し、調整を経てのシーズン初登板だったが、威力的な投球を見せた。
佐々木は、初回に万波中正に打たれた中前安打が唯一許した出塁で、以降は17者連続凡打で6回まで無失点を貫いた。特に、4回二死からイニングをまたいで6回一死まで5者連続三振を奪うなど、日本ハムの打者を完璧に圧倒した。
6回まで投げて球数は80球だったが、7回からリリーフにマウンドを譲り、無理なく降板した。この日、最高球速は164kmを記録したという。
ZOZOマリンスタジアムは強風が吹き荒れることで有名。この日も帽子が飛ぶほどに強い風が吹いていたが、それでも佐々木の剛速球は防げなかった。
(記事提供=OSEN)