『MLB.com』は4月30日(日本時間)、米メジャーリーグ(MLB)の4月のオールスターを発表した。大谷はア・リーグの指名打者部門に名を連ねた。
大谷は今シーズン、打者として27試合で打率0.292(106打数31安打)、6本塁打、17打点、OPS(出塁率+長打率)0.869、投手として6試合(34回)4勝、防御率1.85を記録している。
今季は打者よりも投手としての活躍が目立っているが、先発投手部門の座はゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)に譲った。
『MLB.com』は「大谷がオオタニの役割を果たしている。今回もだ」とし、大谷の活躍に余計な言葉はいらないと強調した。
大谷はこれまで2021年、2022年と2年連続でオールスターに選出されているが、仮に今季もオールスターに選ばれれば3年連続でのオールスター入りとなる。
先発投手部門ではア・リーグがコール、ナ・リーグがジャスティン・スティール(シカゴ・カブス)だった。コールは今季6試合(40.2回)5勝の防御率1.11、スティールは5試合(30.1回)4勝の防御率1.19を記録している。
『MLB.com』は「これ以上さらに対照的な組み合わせを見つけることはほとんど不可能だろう。スティールは相対的によく知られていないが、球速が速くない左腕投手であり、コールは最も有名なチームと大型契約を結び、火のような剛速球を投げる右腕投手だ・しかし、2人には共通点がある。重要なのは結果だ」とし、コールとスティールが4月のオールスターに選ばれた理由を説明した。
なお、ア・リーグの4月のオールスターには捕手アドリ―・ラッチマン(ボルチモア・オリオールズ)、一塁手ヤンディ・ディアス(タンパベイ・レイズ)、二塁手ブランドン・ロー(タンパベイ・レイズ)、遊撃手ワンダー・フランコ(タンパベイ・レイズ)、三塁手マット・チャップマン(トロント・ブルージェイズ)、外野手ジャレッド・ケルニック(シアトル・マリナーズ)、マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンゼルス)、ランディ・アロザレーナ(タンパベイ・レイズ)、指名打者大谷、先発投手コール、リリーフ投手フェリックス・バティスタ(ボルチモア・オリオールズ)が選出。
ナ・リーグでは捕手ショーン・マーフィー(アトランタ・ブレーブス)、一塁手ピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)、二塁手ルイス・アラエス(マイアミ・マーリンズ)、遊撃手ザンダー・ボガーツ(サンディエゴ・パドレス)、三塁手マックス・マンシー(ロサンゼルス・ドジャース)、外野手ブランドン・マーシュ(フィラデルフィア・フィリーズ)、ロナルド・アクーニャ・ジュニア(アトランタ・ブレーブス)、ジェームズ・アウトマン(ロサンゼルス・ドジャース)、指名打者アンドリュー・マカッチェン(ピッツバーグ・パイレーツ)、先発投手スティール、リリーフ投手デビッド・ベッドナー(ピッツバーグ・パイレーツ)が選ばれていた。
(記事提供=OSEN)