菊池は同日、本拠地ロジャース・センターで行われたミルウォーキー・ブルワーズ戦で先発登板し、5回3被安打(1被本塁打)、5四球、4奪三振の3失点を記録した。
5月8日のピッツバーグ・パイレーツ戦以来23日ぶりに勝利を追加し、シーズン6勝目に成功した。また、この試合で日米通算100勝、メジャー通算500奪三振も達成した。
初回にウィリアム・コントレラスの2ラン本塁打を浴びた菊池だが、2回以降から安定感を取り戻した。同回、ジョーイ・ウィーマーとタイロン・テイラーを内野ゴロに誘導し、アンドルー・モナステリオには中前安打を許したが、ダリン・ラフを空振り三振に仕留めた。
3回には先頭打者オーウェン・ミラーを三直で抑え、コントレラスを四球で塁に出したが、クリスチャン・イエリッチを二ゴロの併殺打で誘導してイニングを終えた。4回は先頭のブライアン・アンダーソンに四球を与えたが、後続の3人を打ち取り無失点を継続した。
そして、5回にはモナステリオとコントレラスを四球で歩かせ、二死一、二塁のピンチに追い込まれたが、イエリッチを見逃し三振で仕留め点を与えなかった。菊池は同回限りで降板し、2番手ネート・ピアソンにマウンドを託した。
なお、ブルージェイズは7-2でブルワーズに勝利し、2連勝に成功。菊池はシーズン成績を11試合登板の6勝2敗、防御率4.47、60被安打(15被本塁打)、52奪三振、19四球、29失点(自責点28)としている。
(記事提供=OSEN)