男子バスケットボール韓国代表が、4カ月間の合宿も虚しくアジア大会を史上最低成績の7位で終えた。
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チュ・イルスン監督が率いる男子バスケ韓国代表は、10月6日に行われた杭州アジア大会の7~8位決定戦で日本に74-55で勝利した。
韓国男子バスケは今大会をアジア大会史上最低の7位で終えた。これまでの最低成績は2006年ドーハ大会の5位だった。
韓国はイランとの5~8位決定戦で82-89で敗れ、すでに史上最悪の惨事が確定した。
この試合から、韓国のテレビ局も男子バスケの生中継にそっぽを向いた。ファンはインターネットで中国の放送を探して見なければならなかった。
もっとも、韓国がハメッド・ハッダディが引退したイラン相手にも敗れたこともあり、「いっそ見ない人が勝ち」と諦めたファンもいた。実際、日本との7~8位決定戦は韓国テレビ局で生中継されなかった。
韓国はグループステージ最終戦で日本に3点シュート17本を許し、77-83で敗れた。このときからメダル獲得計画がこじれた。
当時、韓国が日本に勝つことができていれば、グループを首位で突破して簡単にベスト8に直行できたはずだった。にもかかわらず、敗戦を喫して自ら苦難を招いた。
韓国はピョン・ジュンヒョン、イ・ウソク、ムン・ジョンヒョン、イ・スンヒョン、ラ・ゴンアの5人が先発出場した。これまでほとんど出場時間がなかったムン・ジョンヒョンが先発に上がった。
韓国は11-2で試合を始め、簡単に勝つかと思われた。厳しい日程のなかで激戦を繰り広げてきた日本は、以前と違って体が重いように見えた。
遅れて本調子を取り戻した日本のシュート力は恐ろしかった。日本の3点シュートが決まり始めると、すぐに点差が縮まった。第1Q中盤、日本が18-19で猛追撃すると、チュ・イルスン監督はたまらず作戦タイムを要請した。
代表選出当時は唯一の大学生だったムン・ジョンヒョンは幸運の3点シュートを2つも放ち、チュ・イルスン監督の期待に応えた。
日本のシュート感覚は以前ほどではなかった。韓国は第2Q中盤で35-22と逃げ切ると、41-25で前半を終えた。
大きな意味を持たない順位決定戦ということもあり、激しい緊張感はなかった。日本も最後の試合であえて死ぬ気でプレーはしなかった。
そんななか、イ・ジョンヒョンとムン・ジョンヒョンの活躍で、韓国は第4Q序盤に68-43と25点差をつけ、勝機をつかんだ。
ムン・ジョンヒョンは3点シュート4本を含む20点、8リバウンド、3スティールと目立った。キム・ジョンギュは15点を挙げ、イ・ジョンヒョンも13点、8アシスト、6スチールを加えた。
代表として最後の試合に出場したラ・ゴンアは9点、11リバウンド、3アシストを記録した。ハ・ユンギ、ホ・フン、キム・ソンヒョン、ヤン・ホンソク、チョン・ソンヒョンは休息を取った。
日本の3軍に復讐したとはいえ、史上最悪の成績に終わった選手たちの表情は明るくなかった。
大会を終え、これからそれぞれの所属チームに復帰する選手たちは、8日に群山で開幕するKBLカップ大会に出場する予定だ。
(記事提供=OSEN)
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