『MLB.com』は12月4日、「大谷獲得戦が熱くなっている。『MLBネットワーク』のジョン・ヘイマンによると、大谷は複数の球団から5億ドル以上の提案を受けた。6億ドルに達するかも気になる」と話した。
最近、『ESPN』のジェフ・パッサン記者も「元所属チームのロサンゼルス・エンゼルスをはじめ、ロサンゼルス・ドジャース、シカゴ・カブス、トロント・ブルージェイズが争奪戦に残った。ジャイアンツの方針は正確には分からないが、彼らは長い間大谷に関心を示してきた」と話した。
パッサン記者は「大谷が最終的に契約に同意した場合、その金額は5億ドルをはるかに超えるだろう。ある消息筋は大谷の最低5億5000万ドルの契約を予想しており、別の消息筋は入札金額が6億ドルに達する可能性があると言っている」と付け加えた。
ヘイマン記者は「ドジャース、カブス、ブルージェイズ、ジャイアンツ、エンゼルスが最終新天地候補と考えられる」と話した。ただ、「新しい候補が現れる可能性もある」と付け加えた。それだけ大谷に対する関心が絶えず熱い。
大谷は今年、右肘の靭帯損傷でシーズンを完走できなかった。そのため、来年は投手としてはマウンドに上がれない状況だ。しかし、打者は可能だ。
今季は打者として135試合に出場し、打率0.304、44本塁打、95打点、102得点、20盗塁、出塁率0.412、長打率0.654、OPS(出塁率+長打率)1.066を記録した。
大谷はア・リーグ本塁打王のほか、2021年に続き2度目の満場一致ア・リーグMVPを獲得した最高のスタープレーヤーだ。
『MLBネットワーク』のジョン・モロシ氏は、「まもなく決定が下される可能性がある。二刀流スターの大谷は来週中にチームを選択すると予想される」と伝えた。MLBのウィンターミーティングが始まったなか、大谷の決定はウィンターミーティングの後になると予想されている。
来年3月にはソウルの高尺スカイドームでドジャース対サンディエゴ・パドレスによるMLB開幕戦が開かれる。パドレスのキム・ハソンは久しぶりに高尺ドームでプレーすることになる。
MLB機構は今年7月13日、ドジャースとサンディエゴが2024年3月21日と22日、高尺ドームで開幕戦を開催すると発表した。韓国でMLB開幕戦が開かれるのは史上初めてだ。
MLBは野球のグローバル化のため、世界各地でMLBの試合を開催している。これまでMLB主催の試合が行われたのは11カ国29都市だ。レギュラーシーズンの試合が行われたのは、日本の東京、メキシコのメキシコシティとモンテレイ、プエルトリゴのサン・フアン、オーストラリアのシドニー、イギリスのロンドンだ。
そして来年、高尺ドームでMLB開幕戦を開催することになり、韓国はMLBの試合を行う12番目の国となった。レギュラーシーズン開幕戦が開かれるのはメキシコのモンテレイ、日本の東京、プエルトリコのサン・フアン、オーストラリアのシドニーに続き、ソウルが歴代5番目だ。
大谷がドジャースのユニホームを着ることになれば、キム・ハソンと大谷ともにソウルで見られることになる。
(記事提供=OSEN)